「仕入れサポート」といふもの
アホですな、まったく持って無駄!!
私が「きちんとした仕入れサポートというのものに出会ってない」
というのも大きな原因のひとつだと思いますが、
以前、中国仕入れの際に利用した、
私の店の近郊にある(有)サンエー○会(仮名)なんかひどいもんでした。
(*責任者の釈明がないかぎり、実名で公表しますと
宣言してありますが、一応仮名にしときます。)
リクエストを出したのは30~40品目ほどの商材。
それが中国のとある街にあるというんで、
行きましたよ、大枚はたいて・・・・
その街一番のホテルだというツインの部屋をあてがわれ、
あげくは昼から知らない人がどんどんきちゃう円卓での中華料理。
夜は夜で、欠席不可のこれまた宴会。
「はぁ?飲んで食って、仕事は?・・・・」
結局リクエストを出した商材のうち見つかったのはたった2,3品(>_<)
「中国に事務所あるから任せろって、営業かけといてこのザマはなんだぁ!」
と現地で暴れましたよ。
ソッコウで変わる現場の担当の態度は、なんとかならないもんですかねぇ(笑)
ちなみに80万の仕入れ金の内、その会社からサポート代として請求がきたのは12万円(エア代、カーゴ代除く)あげくに請求書に消費税を忘れる始末・・・
「あのねぇ12万円分のサポートしっかりしてくれましたか?・・モシモシ?」
っていうか30~40品目の商材のリクエストだして、
2、3品しか見つからないのにOKだす会社の体質は異常でしょ?
今回タイでも「200円以下で卸しが出来る
エキスポートクォリティーのTシャツを探せ」という
これまた厳しい指令をうけた私は、足をそれこそ棒にして探し回りました。
その金額を実現するためには、現地価格が50バーツを絶対切らなければなりません。
そこで目に付いたのが、バンコク洋服仕入れのメッカ、
プラトゥナームのとある有名なビルの3階にあるサポート屋。
冷やかしついでに入ってみました、エアコンが効いてるとこで休みたかったし(笑)
偉そうにちょっと別室で待たされてから、応対に出たのは流暢な日本語を話すインド系。
私がいる間もひっきりなしにかかってくる電話、どう言う訳かすべて日本語(T_T)
で、説明ですよ、まずはサポートの入会金が、年会費3万5千円。
それから始まるのは、いかに自分のとこが大きい貨物を動かしてるかの自慢?
まぁハッタリですな、私に言わせると。
そんないきなり1千万とかの話されても、ウチは小さい店だから関係ないし、Tシャツ4,5万枚動かせばカーゴ代いれたらそんなもんだろ?
別にどーってことありません、数字の大きさでビビルのは駆け出しのバイヤーだけ。
案の定「タイの仕入れは初めてですね?」と勝手に決め付ける真っ黒いカオしたバカ、面白いんで「ハイッ!初めてなんですっ!!!」と元気よく答えてみるバカ(笑)
頼られるバカに頼るバカ、あれだけ日本語の電話がなってれば
さぞかし繁盛してるのでしょう。
バカとなんとかは使いよう、と昔から言いますからね(笑)
ちなみにこのサポート屋がふんぞり返って言うのには、
「50バーツ以下のエキスポートクオリティのTシャツ???
そんなのタイじゃ絶対見つかりません!」との事でした・・・
「ぉーぃ、冷房の効いた部屋で電話1本で仕事してるインド人さんよぉ、
ちゃんと自分で見つけたからさ、アンタの世話には二度とならないよーっだ!」(笑)