ハノイよりはるばる海を越えて~貨物到着!!
「やっと来たか~」私とすがっちの心の叫び
とでも言いましょうか?w
毎回荷物が無事店の前に着くと
どちらともなく、ため息のようにもれる言葉です。
今回は飛行機で空を「トバス」のではなく
のんびりと船の旅。
仕入れた本人たちも、何を仕入れたんだか忘れてしまうほど
時間がかかってしまいました。
現地とのメールのやり取りや、
通関の際のバチャン焼きの扱い方(*税関検査参照)
インボイス(貨物の内容証明)の修正。
東京の港に貨物が到着しても、
店の前に届くまで、気は抜けません。
無事通関完了の知らせを受けてからは、
配送方法や新商品入荷にそなえて、
店内の大幅なディスプレイの変更等・・・・
ふだんのんびりと店番してる姿からは想像できない
忙しさ、まさに肉体労働ですw
そしてやっと目の前までやって来たこの貨物、
ごらんの通り、大の男が5人係りでも動かないw
バチャン焼き満載の超重量級。
「どーしようか・・・」思案することしばし。
ところがそこは、運送のプロフェッショナル。
そんなこともあろうかと、ユニック車が到着です。
感心しました、さすがですw
ちょっと配送してもらうだけで、
これだけの人の手が掛かかるんですね。
もう仕入れの段階から考えると・・・・
思い出すお世話になった人達の顔、顔、カオ・・・・
何事もなく荷物が届いて、仕入れた時と同じ、
また1つ1つ手に取って箱から取り出し、
値札を付けて、見栄えよくディスプレイ。
そして来てくれたお客さんの
「新しいの入ったんですねー!」
の声と一緒に見える楽しそうな笑顔。
手に取って感触を楽しんで、選んで買ってもらえれば、
また懐かしい顔に会いに、仕入旅へ出発です。
「ジャパンマネーの侵略者」
良くも悪くも、私たちは自分たちの仕事を指して
こう言って笑います、いろいろな意味を込めて。
現地の、手を動かすしか現金を手に入れる術がない人達、
そこには「生きて行く」というシビアな問題があるだけで、
「ぬくもりのある・・・」やら
「かわいらしい・・・」などという、どこかピントの外れた
間の抜けた言葉はかすんでしまいます。
雑貨という「モノ」をはさんで、
人と人をつなぐ仕事、それが雑貨屋ですかねぇ?
儲からないし、マジでw仕事はコマイし肩はこるしw
でも好きなもんはやめられませんな。
たくさんの人の手から手へ、
お世話になりながら海を越えて、
アナタの元に届いたその商品、
どーか大切に、末永くお付き合い下さい。
ガネーシャからのお願いです。